こんにちは、アシカです!
今回は【女子校の『王子様』がバイト先で俺にだけ『乙女』な顔を見せてくる】という男子校に通う主人公と女子校の王子様(女の子)との恋愛模様を描いた作品を紹介していきます。
みんなの前では、王子様なヒロインが主人公の前だけ乙女になるのは、ギャップがあって最高でした。
その顔を独占できる主人公が羨ましすぎました!
この作品は下記のような方にオススメです。
▪️男装系ヒロインが好きな方。
▪️照れ顔が可愛すぎるヒロインが好きな方。
▪️純愛作品が好きな方。
あらすじ概要
【作品紹介】
皆の憧れの『女子校の王子様』の可愛い姿を知っているのは……俺だけ!?立華一織は、女子校の『王子様』。圧倒的ビジュアルと、イケメンすぎる言動で、女子の人気を一身に集め、男子からは羨望の眼差しを向けられている。
引用元:「女子高生の『王子様』がバイト先で俺にだけ『乙女』な顔を見せてくる」遥透子[電撃文庫]-KADOKAWA
そんな彼女が、俺・山吹夏樹の働くファミレスに、後輩アルバイトとして入ってきた。
俺は教育係に任命されたことから、急接近!
「────ただ夏樹と話したかっただけって言ったら、どうする?」
「ボクの事、一織って呼んでよ」
「夏樹に可愛いって言われるのが一番嬉しい」
みんなの憧れの『女子校の王子様』――そんな一織の『乙女』な素顔を知ることになっていく!
上記の通り、主人公・夏樹のバイト先に女子校の『王子様』である一織が新人バイトとして入ってきたことをきっかけに、始まるラブコメ作品となっています。
出会ったばかりの一織は、みんなの理想の『王子様』として君臨しておりましたが夏樹のことが好きになってからは夏樹のことで頭がいっぱいになったりと、完全に恋する乙女になっています。
しかし、自分で作ってしまった『王子様』の像を壊すことができなくて、板挟みなっていたりと思春期らしい悩みを抱えており、二人はどうなってしまうのか非常に続きが気になる作品でした!
読んだ感想
【女子校の『王子様』がバイト先で俺にだけ『乙女』な顔を見せてくる】はよくある男子校と女子校の生徒が禁断の恋をしてしまうロミオとジュリエット系作品だと思い、読み始めていましたが最初の冒頭で予想が外れました笑
本作では、蒼鷹高校(男子校)と雀桜高校(女子高)の2校が登場します。
その2校は、学校ぐるみで仲が良いためカップルがたくさんできることで有名でした。
因みに私の母校(男子校)と女子校も、学校間で繋がりがあり卒業後にバーベキューをしたりしてました!読んでいて割と学校間の繋がりってあるのかなと感じました。
しかし、現在はその2校の交流は全くない状態でした。
その理由は、雀桜高校(女子高)側に『王子様』(一織)が入学したため、女子校の生徒はみんな一織に夢中になっており、「彼氏よりも王子様」状態で蒼鷹高校(男子校)との交流が二度次になっていたからでした。
そんな女子校の一織が夏樹のバイト先に新しいバイトとして入ってきたところから物語は始まります。
当初の一織は、『王子様』キャラ全開だったため、完全にホストでした笑
夏樹を照れさせるために、ちょっと意地悪な言い方をしてみたりとS系の言動が多かったです。
しかし、蒼鷹高校(男子校)での体育祭の応援をきっかけに一織は恋をします。
それにより、次第に頭の中が夏樹一色になっていきます笑
ですが、普段の『王子様』のイメージを守るため友達として、接しようと努力をしますが好きが溢れすぎてて、最高にニヤニヤできます!
また、夏樹についても一織と同じタイミングで惚れておりますが、こちらも奥手のため中々告白できずにモヤモヤしています。
正直言って、お似合いの二人です笑
最終的には、二人の共通の後輩・古林りりむのアシストにより二人は結ばれます。
正直、この二人一生りりむに頭が上がらないと思います笑
二人の出会いから付き合うまでが一巻の内容となっており、一巻内で綺麗にまとまっており一巻の完成度が高いです。
二巻以降は、二人のイチャイチャがメインになると思われますので、今から楽しみです。
一織に彼氏ができたことがわかった女子校の生徒がどういったリアクションをするかも楽しみです!
【女子校の『王子様』がバイト先で俺にだけ『乙女』な顔を見せてくる】が好きな人にオススメの作品
【女子校の『王子様』がバイト先で俺にだけ『乙女』な顔を見せてくる】が好きな方には、以下の作品もオススメです。
①時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん
✅女子校の『王子様』がバイト先で俺にだけ『乙女』な顔を見せてくる】ファンに刺さるポイント
🔹 完璧キャラの“素顔”が見える、特別な関係
『アーリャさん』のヒロイン・アリサは、才色兼備の完璧美少女。でも、隣の席の主人公にだけロシア語で甘々な本音を漏らしてしまう。
一織が「乙女」な顔を見せるのと同じく、「自分だけが知っているヒロインの素顔」がたまらないニヤニヤポイント!
🔹 ギャップで萌える!理想と本音の狭間に揺れるヒロイン
「皆の憧れの存在」であろうとする一織と、「クールな優等生」を演じつつも感情があふれるアリサ。
どちらも「理想の自分」と「本当の気持ち」のギャップに悩み、もがきながらも、好きな相手には無意識に本音が出ちゃう…その瞬間が最高に尊いです!
🔹 甘酸っぱくて、ちょっぴりじれったい恋模様
互いの気持ちに気づきながらも素直になれない、そんな距離感が魅力の両作品。
アーリャと政近の言葉にできない想い、一織と夏樹の気づいてほしい本音――じれったさが愛おしく、いつまでも読んでいたくなる恋のかたちがここにあります!
②千歳くんはラムネ瓶のなか
✅女子校の『王子様』がバイト先で俺にだけ『乙女』な顔を見せてくる】ファンに刺さるポイント
🔹 “理想の自分”を演じる登場人物たち
『千歳くんはラムネ瓶のなか』の主人公・千歳朔は、クラスの中心にいて、誰からも憧れられる“リア充の象徴”のような存在。
でもその裏では、他人との距離や自分自身の感情と向き合い、時に不器用に悩みながらも前を向こうとしています。
まるで王子様を演じつつ、夏樹の前でだけ素を見せる一織のように――「本当の自分」と「演じる自分」の間で葛藤するキャラが胸を打ちます。
🔹 繊細でリアルな心情描写
【女子校の『王子様』がバイト先で俺にだけ『乙女』な顔を見せてくる】が思春期特有の恥じらいや片想いのもどかしさを丁寧に描いていたように、『千歳くんはラムネ瓶のなか』でも、恋愛や友情における微妙な感情の揺らぎが、リアルに描かれております。
一織が夏樹にだけ見せる「弱さ」や「ときめき」が愛おしいように、朔と周囲の関係もまた、一瞬一瞬が胸に沁みるドラマです。
🔹 “ただの青春”じゃない、“今しかない青春”を描く物語
【女子校の『王子様』がバイト先で俺にだけ『乙女』な顔を見せてくる】が、学校という閉ざされた世界での特別な関係を描いていたように、『千歳くんはラムネ瓶のなか』もまた、今という一瞬を全力で駆け抜ける青春のまぶしさが詰まった一作です。
どちらも、「この関係、ずっと続いてほしい」と願ってしまう、そんな読後感を味わえます。
『千歳くんはラムネ瓶のなか』について、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
放課後、ファミレスで、クラスのあの子と。
✅女子校の『王子様』がバイト先で俺にだけ『乙女』な顔を見せてくる】ファンに刺さるポイント
🔹 「他人に見せない素顔」を見せてくれる関係
【女子校の『王子様』がバイト先で俺にだけ『乙女』な顔を見せてくる】では、夏樹が王子様の顔を見せるのは学校だけで、本当の姿は主人公にしか見せません。
『放課後、ファミレスで、クラスのあの子と。』の小白も、学校ではクールで孤高の存在ですが、ファミレスでは照れたり甘えたりと、感情豊かな一面を見せてくれます。
「自分にだけ見せてくれる素の顔」という特別感は、両作品の共通する大きな魅力です!
🔹 家庭に居場所がない者同士の共鳴
【女子校の『王子様』がバイト先で俺にだけ『乙女』な顔を見せてくる】では、バイト先が心を許せる居場所になりますが、こちらの作品でも、家に馴染めない紅太と、小白が、放課後のファミレスでだけ心を休められる関係になっていきます。
学校では話すこともなかった二人が、同じような孤独や葛藤を抱えていたことで惹かれ合い、徐々に特別な関係になっていく過程が丁寧に描かれています。
🔹 ギャップが凄いヒロインと、深まる関係性
小白は、クールで孤高な雰囲気を持ちつつ、褒められるとすぐ照れてしまう超ギャップ系ヒロイン。
しかも、紅太にしかその姿を見せないため、読者は主人公と一緒にその特別感を味わえます。
さらに、物語が進むにつれ、恋心に気づいて付き合う展開までしっかり描かれているのもポイントが高いです。
静かながらも確実に近づいていく関係性は、【女子校の『王子様』がバイト先で俺にだけ『乙女』な顔を見せてくる】のもどかしくも甘い空気感が好きな方に間違いなく刺さります!
『放課後、ファミレスで、クラスのあの子と。』について、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
まとめ
【女子校の『王子様』がバイト先で俺にだけ『乙女』な顔を見せてくる】は、完璧すぎる『王子様』な女子が見せる、誰にも知られていない『乙女』な一面に心を奪われる、ギャップ萌えの宝箱のような一作です。
不器用でまっすぐな二人の距離が、バイト先という限られた空間の中で少しずつ縮まっていく過程には、胸が締め付けられるような甘さと、切なさが共存しています。
「誰にも知られたくない本当の自分」と「そんな自分を受け止めてくれる誰か」――そんなテーマにグッとくる人にはたまらない作品となっています。
ふたりだけの秘密を覗き見るようなドキドキと、青春の繊細さが詰まったこの作品。ぜひ、その『王子様』の素顔を、お楽しみください!