こんにちは。アシカです!
今回は、シングルマザーが突然、息子と共に異世界へ飛ばされ、勇者陣営に利用されている息子を助けるため、魔王軍の幹部になった『勇者の母ですが、魔王軍の幹部になりました。』をご紹介します。
ファンタジーの王道である“魔王”と“勇者”の構図を斬新に逆手に取った展開が読者を惹きつけてやみません。あと、勇者の母が美人すぎます笑
この作品は下記のような方にオススメです。
▪️異世界ファンタジーが好きな方。
▪️非常食から魔王幹部に成り上がる様子を楽しみたい方。
▪️「母親は強し」と実感したい方。
あらすじ概要
【あらすじ】
シングルマザーの美穂は、13歳の一人息子・蓮と平穏に暮らしていた。しかしある日、突如として二人は異世界に召喚されてしまう。
召喚した者たちは、蓮を“勇者”と呼び、復活した魔王を倒す使命を与えようとするが、美穂は大反対。
「13歳の子供に戦争をさせるなんて、正気の沙汰じゃない!」母親としての当然の反応により、美穂は厄介者として扱われ、なんと魔物の住処へ置き去りにされてしまう。
その時に、魔王軍幹部であるダークエルフのシヴァの養子であるリザードマンのガロンに助けられる。そのことをきっかけに、美穂は魔王軍に所属して息子を助けるため、魔王軍に協力することになり・・・。
上記の通り、息子と一緒に異世界に召喚された美穂が勇者として利用されている息子を助けるため、魔王軍で成り上がるお話となっています。
この作品の魔王軍は穏便派で、人間側が自分たちの私利私欲のため勇者を召喚した経緯もあり、魔王軍を素直に応援できます。
しかし、人間側にも良い人がたくさん登場するので、その人たちが争うのは少し切ない気持ちになります。
その争いを防ぐため、美穂が奮闘するお話となっています。
美穂は特別な力は一切ありませんが、社会人時代で培った交渉術でピンチをチャンスに変える姿は痛快です!
感想
身内と一緒に異世界に召喚される作品は多く登場しましたが、母親と息子がそれぞれ違う陣営に分かれて奮闘するお話は今までにない設定でワクワクしました!
美穂は不慮の事故で夫を亡くしてから、女手ひとつで息子の蓮を育てていました。
ようやく、仕事に慣れ余裕が出てきた美穂は蓮をキャンプに誘い、二人でキャンプに行くことになります。
キャンプを楽しむ二人はすごい楽しそうで羨ましかったです笑
そして、キャンプを終えた翌朝に、二人は異世界召喚されます。
召喚先で出会った神官リアムから、蓮に勇者として魔王を討伐して欲しいとお願いします。
しかし、美穂は母親として息子をそんな危険に巻き込みたくないと断ります。
普通の召喚ものであれば、「息子頑張れ」と応援するところですが現実的に考えると息子をそんな危険なところに行かせたくないようなと納得しました。
しかし、神官リアム的には蓮に勇者になってもらわないと困るため、美穂を魔物の巣に置き去りにして排除します。
引用元:勇者の母ですが、魔王軍の幹部になりました。 1巻より Screenshot
息子の蓮には、母親は魔物に殺されたことにするというあまりにも合理的な手段で少し感心してしまいました笑
魔物の巣に置き去りにされた美穂ですが、そこでリザードマンのガロンに助けられます。
ガロンは見た目はリザードマンで怖いですが、根がまだ無邪気な子供のためもう一人の息子枠となっており、普通に可愛いです。癒されます。
美穂はガロンとその養父であるダークエルフ・シヴァと一緒に生活をすることになり、ほのぼのスローライフが始まります。
幸せな生活を送っていた美穂ですが、ある日魔王と謁見することになります。
そこで、魔王から女神の力により「昼の時代の五十年」は人間側が強く、代わりに「夜の時代の五十年」は魔王側強くなることを教えてもらいます。
そして、今は「夜の時代の五十年」で魔王側が強い時代ではありますが、人間側の私利私欲で無理やり勇者を召喚して「夜の時代の五十年」も人間側が実権を握るために、世界のルールを無視していることを知ります。
引用元:勇者の母ですが、魔王軍の幹部になりました。 1巻より Screenshot
息子である蓮が権力者たちに利用されようとしていることを知った美穂は、それを止めるべく魔王軍と協力しながら、戦争を回避していくお話となっています。
『勇者の母ですが、魔王軍の幹部になりました。』は戦いがメインではなく、戦争を回避するため奮闘したり、虐げられている魔物を助けたりと、どちらかというとスローライフ的なお話でした。
魔物たちとのほのぼの生活が好きな方や少しずつ成り上がっていく様子を楽しみたい方にはピッタリな作品だと感じました!
『勇者の母ですが、魔王軍の幹部になりました。』が好きな人にオススメの作品
『勇者の母ですが、魔王軍の幹部になりました。』が好きな方には、以下の作品もオススメです。
①薬屋のひとりごと
『勇者の母ですが、魔王軍の幹部になりました。』は、息子を守るために魔王軍の一員となったシングルマザー・美穂が、戦わずして争いを止めようと奮闘する異世界ファンタジー。
戦闘よりも交渉や人との絆、そして母としての愛情が描かれる本作は、力なき者が知恵と優しさで世界を変えるという唯一無二の魅力を持っています。
そんな『勇者の母ですが、魔王軍の幹部になりました。』が好きなあなたにオススメしたいのが、『薬屋のひとりごと』です!
『薬屋のひとりごと』は、中華風の宮中を舞台にしたミステリー×人間ドラマ。
後宮に下女として働くことになった薬師の少女・猫猫が、薬学と推理力を武器に、権力渦巻く後宮の事件や陰謀を次々と解き明かしていく物語です。
✅『勇者の母ですが、魔王軍の幹部になりました。』ファンに刺さるポイント
🔹 特別な力を持たずとも、頭脳で立ち向かう女性主人公
『勇者の母ですが、魔王軍の幹部になりました。』の美穂は、戦闘能力ゼロながら社会人としての経験と交渉術でピンチを切り抜けます。
一方、『薬屋のひとりごと』の主人公・猫猫もまた、特別な武力はないものの、薬学の知識と鋭い観察眼で後宮に潜む陰謀や事件を解決していきます。
「力がなくても、賢さと信念があれば戦える」というテーマは、両作に共通する最大の魅力です!
🔹 周囲との関係性で深まる人間ドラマ
美穂が魔王軍の仲間たちと信頼を育みながら、次第に彼らのためにも動くようになるように、猫猫もまた、最初は距離を置いていた周囲の人々と心を通わせ、後には事件解決以上の人との絆が物語を牽引していきます。
敵味方の境界が曖昧になる中で芽生える信頼関係や葛藤の描き方がとても丁寧で、「この人たちの関係性をもっと見ていたい!」と思わせる魅力があります。
🔹 シリアスとユーモアの絶妙なバランス
『薬屋のひとりごと』は、後宮で巻き起こる事件や陰謀といったシリアスな要素が主軸でありながらも、猫猫の飄々とした態度や周囲とのちょっとした掛け合いがクスッと笑える要素に。
『勇者の母ですが、魔王軍の幹部になりました。』でも、美穂とリザードマンのガロンとのほのぼのとした日常、ダークエルフ・シヴァとの温かな会話などが絶妙な緩急を生み出しており、緊張と癒しのリズムが非常に近い作品同士となっています。
『薬屋のひとりごと』について、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
まとめ
『勇者の母ですが、魔王軍の幹部になりました。』は、派手なバトルよりも、対話と知恵、そして母としての深い愛情によって異世界の運命を変えていく、唯一無二のファンタジー作品です。
シングルマザーとして現実を生き抜いてきた主人公・美穂が、理不尽な世界でも自らの信念を貫き、人と人との間に橋を架けていく姿は、読者の心を強く揺さぶります。
争いの根本を見つめ、命と向き合い、そして誰かを守るという「当たり前」の大切さを思い出させてくれる本作。
異世界ファンタジーでありながら、どこか現代社会に通じるテーマを丁寧に描いたこの作品は、あらゆる世代に響く深さを持っています。
心温まるスローライフ、痛快な成り上がり劇、人間と魔物の垣根を越えた絆。
そのすべてが詰まった『勇者の母ですが、魔王軍の幹部になりました。』を、ぜひあなたも体験してみてください。
また、下記の記事に「異世界ほのぼのアニメ作品」をまとめておりますので、良かったら、ご覧ください!