こんにちは。アシカです!
今回は女の子たちが金メダルを手に入れるために、切磋琢磨して成長していく『メダリスト』について語っていきます。
『メダリスト』はフィギュアスケートを題材としたスポーツ漫画で、主役が小学生の女の子となっておりますが、「勝利への執着」がすごくすぎて読んでいると自然に胸が熱くなります。
この作品は下記のような方にオススメです。
▪️スポーツ漫画が好きな方。
▪️胸が熱くなる作品が探してる方。
▪️心に残る名作を探してる方。
あらすじ概要
【あらすじ】
かつて全日本アイスダンスで4位の成績を残しながらも、金銭的な事情で夢を諦めた明浦路司。
スケートショーのオーディションもうまくいかず、将来に迷う中で出会ったのは、氷の上でしか生きられない覚悟を持った少女・結束いのりだった。
いのりの中に眠る才能と「勝利への執念」に心を打たれた司は、自ら彼女のコーチとなり、全国の舞台を目指して共に歩み始めます
上記の通り、『メダリスト』は夢に敗れた元選手と、人生を賭けて挑む少女が、それぞれの過去と向き合いながら金メダルを目指して進んでいく、魂を震わせるスポーツ漫画です。
フィギュアスケートという繊細かつ苛酷な世界を舞台に、努力・挫折・成長、そして勝利への渇望がリアルに描かれており、読むたびに胸が熱くなること間違いなしの作品となっています。
感想
『メダリスト』を読む前は、可愛い女の子(小学生)がフィギュアスケートをしながら仲間たちとワイワイ過ごしているほのぼの系漫画かなと思っていました。
しかし、実際は本気で金メダリストを目指しているエゴイストたちの集まりで完全に女の子版『ブルーロック』でした笑
本作は、コーチである明浦路司と金メダリストを目指す女の子・結束いのりのダブル主人公となっており、最初から胸が熱くある展開の連続でした。
コーチの司は、中学時代にある選手の憧れてフィギュアスケートを始めようとしますが、始める時期が遅かったのと金銭的な理由によりシングルの選手を断念しました。
その代わりに、20歳の時にアイスダンスの選手に転向して、全日本で4位の結果を残りましたが、経済的な理由により引退してしまいました。
『メダリスト』を読み進めると、司の才能は作中でもトップクラスで、「金銭的な問題」と「始めるタイミングがもっと早ければ」間違いなく金メダリストになれるポテンシャル秘めていたことがわかってきます。
司も自身も自分の特異性(才能)に薄々気づいており、第一話ではアイスショーのオーディションに挑戦しようとしておりましたが、いのりと出会ったことにより選手を諦めて、コーチとしての道を歩み始めます。
続いて、いのりについては、フィギュアスケートをやりたかったけど、家族に言い出せずにいた女の子で、何をやっても人並み以下の落ちこぼれキャラでした。
司や他の選手たちは、フィギュアスケート以外でも結果を残せるようなポテンシャルを秘めていますが、いのりだけは氷の上(フィギュアスケート)でしか最強になれないため、一人だけ「リングに賭ける執念」がずば抜けています。
完全に一人だけ『ブルーロック』世界の住人です笑
引用元:メダリスト 10巻より Screenshot
そんな、いのりの「境遇」と「リングに賭ける執念」に心を動かされた司は自分からコーチに立候補して一緒に「金メダリスト」を目指します。
氷の上以外では、人並み以下のいのりですが、自分が司の選手人生を終わらせた自覚があり、色々なものを背負っています。
しかも、勝つことに貪欲で、勝つためなら練習で全く成功しなかった技も平気で構成に入れたりと、「勝つことしか考えていない」その精神は素直に見習いたいと思いました。
この年齢でこの精神状態は流石にヤバすぎます・・・
その執念により、小学5年生というフィギュアスケートを始めるにはギリギリの年齢でのスタートでも同世代のトップ層に一年で追いついたりと成長速度が半端ないです。
『ブルーロック』を読んだ時も、思いましたが熱量って超重要なんだなと改めて思いました。
そのため、読んでいると「自分も死ぬ気で頑張ろう」と自然に思えてくるため、モチベーションが低い時に読むとモチベーションが上がります!
また、いのりの同世代のライバルたちも色々な思いを背負いながら演技するため、正直みんな応援したくなります!
『ブルーロック』以来の熱い漫画だった久しぶりに熱くさせられました!
熱くなりたい方やモチベーションを上げたい方にはオススメの作品でした。
『メダリスト』が好きな人にオススメの作品
『メダリスト』が好きな方には、以下の作品もオススメです。
①ブルーロック
✅『メダリスト』ファンに刺さるポイント
🔹 勝利への“異常な執念”が共鳴する!
『メダリスト』の結束いのりは、氷の上でしか輝けない自分を自覚し、すべてをフィギュアスケートに賭ける少女。その「勝つこと」への執念は、まさに『ブルーロック』に登場するエゴイストたちと共鳴します。どちらの作品も、勝利に飢えた異端児たちが、才能と努力の限界を超えて進化していく姿が圧巻です!
🔹 師弟関係と成長ドラマにグッとくる!
いのりと司の関係性が物語の核となるように、『ブルーロック』でも、潔や蜂楽らキャラたちが仲間でありライバルでもある関係の中で成長していきます。目指すはただ一つ、「世界一のストライカー」。その過程でぶつかり合いながら、時に導かれ、確実に変わっていく彼らの姿には目が離せません!
🔹 熱量で心を動かすドラマ設計
『メダリスト』が読者のモチベーションを引き上げてくれる作品であるように、『ブルーロック』もまた、全力で目標に向かうキャラクターたちの熱量が読む側の心を焚きつけてくれます。スポーツ漫画の枠を超え、「自分の限界を突破するとはどういうことか」を真正面から描く両作は、読む者すべてに熱を与えてくれます。
まとめ
本気で夢を追う人間の姿は、時に残酷で、そして美しいです。
『メダリスト』は、挫折を経験した大人と、夢にすべてを懸ける少女が出会い、互いの人生を変えていく物語です。
彼らのまっすぐな情熱は、読むたびに心を震わせ、背中を押してくれます。
スポーツ漫画としての熱さ、ヒューマンドラマとしての深さ、そして何より、フィギュアスケートという競技の輝きと厳しさが、丁寧に、そして力強く描かれた本作。
あなたもきっと、ページをめくる手が止まらなくなるはずです。
まだ読んだことがないなら、ぜひ読んでみてください!