「異世界転生もの」と聞くと、どんな作品を思い浮かべますか?
最強のスキルを持った主人公が、チート能力で活躍する——そんなイメージを持つ人も多いでしょう。
しかし、『この素晴らしい世界に祝福を!(通称『このすば』)』は一味違います!
主人公は平凡な一般人、仲間はポンコツだらけ、冒険もトラブル続き……。
それなのに、なぜか最高に面白い!
この記事では、『このすば』の魅力をたっぷり語りながら、「なぜここまで人気が出たのか?」を紐解いていきます。
『このすば』とは?
『このすば』は、暁なつめ先生によるライトノベルが原作です。
もともとは2012年に「小説家になろう」で連載が始まり、その後、角川スニーカー文庫から書籍化されました。
書籍版が好評を博し、累計発行部数は1000万部超えの大ヒット!
そして、2016年にTVアニメ第1期が放送開始。
原作のテンポの良さを活かした演出とギャグが大ウケしました。
その後、2017年には第2期、2019年には映画、2024年には待望の第3期も放送しました!
異世界コメディ作品の中でも、長く愛されるシリーズとなっています。
配信サイト | 視聴可能 |
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Amazonプライムビデオ | ⭕️ |
U-NEXT | ⭕️ |
Hulu | ⭕️ |
ABEMA(プレミアム) | ⭕️ |
Netflix | ⭕️ |
Disney+ | ⭕️ |
dアニメストア | ⭕️ |
FOD | ⭕️ |
あらすじ・概要
STORY【物語】
主人公・佐藤和真(カズマ)は、ゲームとアニメを愛する引きこもりの高校生。
ある日、交通事故(と思い込んだショック死)で命を落とし、女神アクアの前に転生します。
「異世界に行くなら、最強スキルを持ちたい!」
そう考えたカズマですが、なぜかスキルではなくアクアを異世界に連れて行くことに……。
こうして、駄女神アクアと共に異世界での生活がスタート!
しかし、仲間になったのは、自称・爆裂魔法の天才だけど一発しか撃てない「めぐみん」と、敵に攻撃されるのが快感のドM騎士「ダクネス」というクセが強すぎるメンバーばかり。
まともに戦えないパーティー、トラブル続きの冒険、そしてなぜか増える借金……。
カズマは果たして、この世界でまともに生きていけるのか!?
上記の通り、死んでしまった主人公・和真がチートスキルを授かると思いきや
自分を馬鹿にした女神・アクアを連れていくという出だしから面白すぎる作品となっています。
しかも、仲間になるキャラ(ヒロイン)たちは、爆裂魔法しか使えないポンコツ魔法使いや攻撃が当たらない女騎士だったりと個性が強すぎます笑
そんな欠陥パーティーですが、魔王幹部を倒したりとやる時にはやるキャラたちとなっています。
ストーリーの大半はコメディ(笑い)に全振りのため、笑える作品を探している方にはピッタリの作品です!
『このすば』の魅力・見どころ
① ギャグとテンポの良さが最高!
『このすば』の最大の魅力といえば、やはり息つく暇もないほどのハイテンポなギャグ展開でしょう!
特に、主人公・カズマと駄女神・アクアの掛け合いは、まるでベテランの漫才コンビのようです。
カズマの的確なツッコミと、アクアの自由奔放すぎるボケが絶妙なバランスで噛み合い、見ているだけで笑いがこみ上げてきます。
異世界転生モノでありながら、まるで日常系コメディを見ているかのような親しみやすさがあるのも、『このすば』ならではの特徴となっています!
さらに、ドM騎士・ダクネスの常軌を逸した発言の数々や、一途すぎる爆裂魔法愛を貫くめぐみんのクセの強さが加わり、どのエピソードも笑いに満ちています。
特に、ダクネスが「攻撃を当てられないけど耐久力だけは異常」という微妙すぎる能力を誇りながら敵の攻撃を浴びて喜ぶシーンは、他の異世界作品ではまず見られない面白さを生み出しています!
また、『このすば』のギャグが際立つ理由の一つに、ストーリーのテンポの良さがあります。無駄なシーンが少なく、ボケとツッコミの応酬が絶えず続くため、視聴者は飽きる暇がありません。
さらに、異世界モノによくある「シリアス展開」になりそうな場面でも、しっかりとギャグを挟んでくるため、全体を通して軽快な雰囲気が保たれています。
異世界ファンタジーでありながら、ここまで徹底して「コメディ」に振り切った作品は珍しく、「このすば」はまさに異世界ギャグアニメの金字塔といえるでしょう!
② まさかの”弱い主人公”が魅力的!
多くの異世界転生作品では、主人公が最強クラスのスキルやチート級の武器を持ち、圧倒的な力で敵を倒していくのが定番です。転生した瞬間から勇者としてもてはやされ、どんな困難も持ち前の強さで乗り越えていく――そんな展開を期待する人も多いでしょう。
しかし、『このすば』の主人公・カズマは、そうした異世界モノの常識を根本から覆します。
- 戦闘能力はほぼ一般人レベル。剣や魔法の才能もなく、鍛えても劇的に強くなるわけではありません。
- スキルはあるものの地味。せっかく身につけたスキルも「盗賊スキル」「水を出す魔法」など、戦闘向きではないものばかり。
- 性格はずる賢く、慎重で、基本的にやる気なし。お人好しな勇者タイプではなく、自分の安全と楽な生活を最優先に考えるリアリスト。
一見すると「なぜこんなキャラが主人公?」と思ってしまうかもしれません。
でも、だからこそカズマには不思議な魅力があります。
異世界で無双するどころか、生活費を稼ぐために苦労し、パーティーメンバーのトラブルに振り回され、損な役回りばかり押し付けられる……。
そんな等身大の姿が逆にリアルで、視聴者は「もし自分が異世界に行ったら、こうなるかも…」と共感しやすいです。
さらに、カズマは確かに弱いですが、ただの凡人ではありません。
ずる賢さや機転を活かして、時には強敵を相手に知恵と策略で勝利することもあり、そこがまた痛快です。
強さに頼らずに生き抜こうとする姿は、異世界モノの中ではむしろ新鮮で、だからこそ「このすば」は異色の異世界コメディとして、多くのファンを惹きつけているのです。
③ ヒロインが全員ポンコツ!?
異世界転生モノといえば、美しくて強く、主人公をサポートしてくれる完璧なヒロインたちが定番。
しかし、『このすば』に登場するヒロインたちは、その常識を根底から覆します。
見た目は可愛く、能力的には優秀なはずなのに、なぜか全員が何かしらの”ポンコツ要素”を抱えているのです。でも、そのダメっぷりこそが彼女たちの魅力であり、本作のコメディ要素を際立たせる重要なポイントになっています。
たとえば――
◆ 自称“駄女神”ことアクア
本来なら崇められるべき水の女神。
しかし、彼女を一言で表すなら「残念すぎる神様」。
確かに回復魔法やアンデッド退治の能力は一級品ですが、知能が低く、計画性ゼロ。
そのくせプライドだけは高いため、失敗しても素直に認めず、逆ギレすることもしばしば。
さらに、お金にだらしなく、豪遊しては泣きつく始末。
カズマにとってはもはや“世話の焼ける幼馴染”のような存在です。とはいえ、宴会芸やダンスの腕前は超一流。冒険には役立たないけど、酒場では大人気という無駄な才能が光ります。
◆ 爆裂魔法に人生を捧げた少女・めぐみん
紅魔族の天才魔法使いとして生まれながらも、彼女の興味はただ一つ、「爆裂魔法を撃つこと」。
圧倒的な攻撃力を誇る爆裂魔法ですが、最大の欠点は「一発撃ったら動けなくなる」ことです。
つまり、一度発動すれば戦闘不能になり、敵に反撃されたら何もできません。
そんな非効率すぎる魔法を愛し、ほかの魔法を覚えようとしない頑固さも、彼女のポンコツ要素の一つ。しかし、そのこだわりの強さがかえって可愛らしく、彼女の爆裂魔法にかける情熱には思わず応援したくなってしまいます。
◆ 攻撃が当たらないドM騎士・ダクネス
見た目はクールな美人騎士。しかし、彼女の正体は「敵の攻撃を受けることに快感を覚えるドM」。
攻撃が一切当たらず、まともに敵を倒すことすらできませんが、「痛めつけられることこそ至上の喜び」という歪んだ価値観の持ち主のため、前線に立ちたがるという困った騎士です。
敵が強ければ強いほど興奮し、相手に罵られたり、ボコボコにされたりすると恍惚とした表情を浮かべるため、カズマや仲間たちはドン引きすることも。まともな騎士としての役割は果たせていませんが、驚異的な防御力と不屈の精神だけは本物です。
こんなまともじゃないヒロインたちに囲まれたカズマは、冒険どころか彼女たちの世話で毎日が大忙し。けれど、彼女たちのポンコツっぷりがあるからこそ、普通の異世界ファンタジーでは味わえないハチャメチャな展開が生まれ、物語に唯一無二の面白さを与えているのです!
彼女たちは「頼りにならない」のに「目が離せない」、そんな魅力を持ったキャラクターたち。
どこか憎めない愛すべきポンコツヒロインたちが織りなす、ドタバタ異世界コメディ「このすば」の世界に、一度足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?
主要キャラクター紹介
カズマ(CV:福島潤)
引用元:アニメ「この素晴らしい世界に祝福を!」公式サイト
<キャラ紹介>
・異世界転生モノの主人公らしからぬ、普通の価値観を持つ青年。
・文句を言いながらも仲間を大切にし、ピンチでは意外と頼りになる。
・ギャグとツッコミのバランスが絶妙で、作品の笑いを支えている存在。

カズマは、異世界転生モノの主人公としては珍しく、決して万能ではない等身大のキャラクターです。ずる賢く、時には情けない言動も見せますが、それが逆にリアリティと親しみやすさを生んでいます。また、仲間たちとの掛け合いが秀逸で、彼のツッコミや皮肉が作品のコメディ要素を引き立てています。戦闘では派手な力を持たないものの、知恵と工夫で切り抜ける姿も魅力の一つ。そんなカズマだからこそ、「このすば」はただの異世界モノではなく、笑えて共感できる作品として長い間愛されていると感じています。
アクア(CV:雨宮天)
引用元:アニメ「この素晴らしい世界に祝福を!」公式サイト
<キャラ紹介>
・女神らしい美しい容姿と表情豊かなリアクションが魅力的。
・泣きわめいたり調子に乗ったりする姿がユニークで、作品の笑いを支える存在。
・高位の回復魔法や不死者特効スキルを持ち、戦闘ではピンポイントで大活躍。

アクアは「このすば」の中でもひときわ個性的なキャラクターです。見た目は完璧な美少女ですが、中身はどこか抜けていて、泣いたり笑ったりと感情豊かです。そのドタバタっぷりが物語を盛り上げる大きな要因になっています。普段はポンコツな面が目立つものの、回復魔法や浄化能力ではしっかりと活躍し、要所では頼りになることも。そんなギャップや、仲間を大切にする姿勢が、彼女の最大の魅力でしょう。ドタバタコメディの中心でありながら、どこか放っておけないアクアの存在は、「このすば」には欠かせません。
めぐみん(CV:高橋李依)
引用元:アニメ「この素晴らしい世界に祝福を!」公式サイト
<キャラ紹介>
・爆裂魔法しか使えないが魔法使い。
・カズマたちとの掛け合いが絶妙で、チームのムードメーカー。
・中二病的な言動がギャグシーンを盛り上げる。

めぐみんは、「このすば」に登場する紅魔族の魔法使いで、爆裂魔法に全てを賭けた個性的なキャラクターです。彼女の最大の特徴は、どんな状況でも爆裂魔法しか使わない徹底したこだわり。戦闘後に動けなくなるという致命的な欠点を抱えつつも、その姿勢が逆に愛らしさを引き立てます。また、中二病発言や、仲間と織りなすコミカルな掛け合いは作品の大きな魅力の一つです。食事や生活に貪欲な一面もあり、親しみやすさ抜群です。めぐみんの純粋な夢とこだわり、そして仲間との絆が、多くのファンを惹きつけています。
ダクネス(CV:茅野愛衣)
引用元:アニメ「この素晴らしい世界に祝福を!」公式サイト
<キャラ紹介>
・名門ダスティネス家の令嬢でありながら、庶民的で親しみやすい。
・攻撃を受けることに快感を覚えるドM。
・変人ぞろいのパーティーを影から支える存在。

ダグネスは、名門貴族の生まれながらも気さくで、強烈なドM体質を持つクルセイダーです。敵の攻撃を受けることに歓喜するという特殊な性癖を持ちながらも、仲間の盾として活躍し、実は誰よりも仲間思い。強靭な防御力とは裏腹に、剣の腕前は壊滅的で、攻撃がまったく当たらないというポンコツ要素も魅力の一つです。真面目で気品あふれる振る舞いと、妄想暴走するギャップがたまらなく、ファンからの人気も高いキャラクターです!
「このすば」が好きな方にオススメの作品
『このすば』の笑いや異世界転生もののパロディ要素が好きな方には、「異世界おじさん」をぜひオススメしたいです!
異世界おじさん
【作品紹介】
引用元:異世界おじさん|カドコミ(コミックウォーカー)
17年間の昏睡状態から目覚めたおじさんは、異世界「グランバハマル」からの帰還者だった……。 現実→異世界→現実と渡り歩いたおじさんと、甥っ子たかふみによる、 メガヒット異世界コメディ!!
「異世界おじさん」は、異世界から帰還したおじさんが現代日本でYouTuberとして生計を立てつつ、自身の異世界での冒険を語る…という、一風変わった異世界もの。
しかし、単なるコメディではなく、「このすば」と同じく異世界ファンタジーの定番から大きく外れた作品となっています。
✅ 「このすば」ファンに刺さるポイント
- おじさん×異世界=ギャップ萌え!
「このすば」では駄女神アクアやカズマのダメっぷりが笑いを生んでいましたが、「異世界おじさん」は中年男性がチートスキルを持ちながらも全く報われないというギャップが魅力となっています。 - 異世界もののお約束をぶち壊す!
「このすば」が転生モノの王道をズラしたように、「異世界おじさん」も「異世界=夢の国ではない」という新しい視点で描かれており、予想外の展開の連続でとにかく笑えます。 - クセの強いキャラクターたち
「このすば」のアクアやめぐみんのように、「異世界おじさん」もツンデレエルフやクセのあるヒロインが続々登場します。
彼女らとの掛け合いが絶妙で、面白いです。
『異世界おじさん』について、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
まとめ:『このすば』は異世界コメディの最高傑作!
『このすば』は、ただの異世界転生ものではなく、異世界コメディの最高峰ともいえる作品です。
クセの強すぎるキャラクター、テンポのいいギャグ、”弱すぎる”主人公の奮闘……。
普通の異世界モノに飽きた人にこそ、ぜひ観てほしいアニメです!
爆笑必至の異世界ライフを、ぜひお楽しみください!