こんにちは。アシカです!
今回は【俺は星間国家の悪徳領主!】という
作品を紹介していきます。
この作品は、主人公が「悪徳領主」を自称しつつも
いつの間にか英雄扱いされてしまうというギャップと
主人公が無双する姿が爽快で堪らない作品となっています。
この作品は下記のような方にオススメです。
▪️勘違い系主人公が好きな方。
▪️とにかく笑える作品が好きな方。
▪️SFものが好きな方。
あらすじ・概要
<簡単なあらすじ>
真面目に生きてきた主人公。
だが、人生があまりにも上手くいかず命が尽きかけていた。
その時に、案内人が現れ異世界「星間国家」の
貴族に転生しないかと提案される。
その提案に乗った主人公は次の人生では
善人をやめ、「悪徳領主」となることを決意する。
新しい人生に心躍る主人公だが
実は案内人こそが、前世の人生を不幸にした張本人であり
今度の人生でも、主人公を不幸にさせる気満々で・・・・
前世で善人だったため上手くいかなかった主人公が
異世界の貴族・リアムに転生して「悪徳領主」を目指すお話。
「悪徳領主」を目指しているリアムですが
根が真面目なせいで、彼が行う「悪事」は領民たちにとっては
素晴らしい采配ばかりで、まさに理想の領主です。
宇宙海賊や悪党(リアム目線では善人)は
絶対許さないため、「悪徳領主」ではなく
完全に国の「英雄」となっています笑
また、人を信用しないリアムですが
案内人(本当の敵)に対しては
絶大な信頼を寄せており
案内人に無自覚に精神攻撃をしている
ところも、最高に面白いです!
作品の魅力
前世では善人のため不幸になってしまった
主人公が今度の人生で「悪徳領主」を目指すお話。
基本的にはコメディ色の強い作品ですので
ストレスなく読むことができます。
この作品の魅力は下記の3点です!
・主人公・リアムの勘違い
・大規模な世界観
・優秀で残念な人・魅力的な凡人
主人公・リアムの勘違い
主人公のリアムは伯爵家の後継者として生まれますが
その伯爵家の領地は荒れており
しかも、両親はリアムに領地を押し付けて
首都星で隠居生活するという絶望的なスタートでした。
リアムは、案内人のことを信じてきっているため
自分が絶望的な状態だと全く気づいていないです笑
絶望的な状態でしたが
リアムは、どんなことでもポジティブ(勘違い)に捉えるため
領地改革が上手く進んでいきます。
そのことが面白くない案内人が
リアムの邪魔をするために色々介入してきますが
結果的に全てリアムに都合がいいように終わります。
そのため、リアムは上手くいったのは
全て案内人の手厚いサポートだと勘違いしており
案内人のサポートに気づくシーン(勘違い)はいつ見ても笑えます!
また、リアムは悪徳領主を目指しているため
他の悪徳領主や悪人のことが大好きで
良く協力や支援します。
しかし、リアムの元に集まる人たちは
融通の効かない正義感溢れる人や人の良い領主ばかりで
人を見る目が全くないです笑
そのため、リアム視点では善人を
敵に回しているつもりが
悪人ばっかりと敵対しています!
周囲の人達からは口が悪いが
絶対悪は許さない貴族のお手本のような
人物だと思われています笑
大規模な世界観
星間国家(帝国)という
多くの星を支配している国が舞台となっています。
管理する国が多すぎるため
星の管理は貴族が行なっています。
そのため、貴族にさえなってしまえば
1つの星の支配者になれるという
ぶっ飛んだ世界観になっています。
世界観が壮大すぎるため
貴族同士の争いであっても、普通の作品であれば
最終決戦のような大規模な戦いとなっています。
また、科学が発達している世界観のため
宇宙戦艦やロボといった
数々の兵器が登場するため
SF好きやロボ好きには堪らない作品となっています。
引用元:俺は星間国家の悪徳領主! 1巻より
上記のロボがリアムの専用「アヴィド」です。
正直、カッコ良すぎます!
他にも色々なロボが登場するため
お楽しみに!
また、人間の寿命についても
何百歳も生きることができるため
やれることが膨大です!
優秀で残念な人・魅力的な凡人
リアムの元に集まる部下たちは
基本的に2種類おり「優秀で残念な人」と「魅力的な凡人」です。
優秀で残念な人については
能力的には優秀でリアムの所属している
帝国の中でもトップクラスの能力を
兼ね備えています。
しかし。リアムのことを神のように崇拝しており
リアム絡みになるとポンコツになったり
リアム不在には、対立して争ったりとめちゃくします笑
そのため、リアムからの評価は低いです笑
続いて、魅力的な凡人については
リアムは凡人を過大評価する傾向があり
剣の師匠で手品師の「安士」のことも
騙されているとは知らず尊敬しています。
また、リアムの部下の「クラウス」という騎士についても
雑務が得意な平凡な騎士なのに筆頭騎士にして頼りにしていたりと
ここでも人を見る目のなさが目立っていました笑
少しネタバレになってしまいますが
8巻での「覇王国家」との戦争シーンで
敵の「覇王国家」にも過大評価を受けている
「クラウス」の件は最高に笑えるので
ぜひ読んで見てください!
登場人物
▪️リアム
引用元:俺は星間国家の悪徳領主! 1巻より
主人公・リアムは、「悪徳領主」を目指すも、その行動が周囲に感謝され英雄視されてしまうというギャップが最大の魅力です。悪役らしく振る舞おうとするものの、結果的に領地を繁栄させ、仲間たちからの信頼を集める姿は痛快そのものです。彼の自由奔放で豪快な生き様や隠しきれない優しさは、視聴者の共感と笑いを誘います!
▪️天城
引用元:俺は星間国家の悪徳領主! 1巻より
天城は、主人公リアムに仕える冷静沈着なアンドロイドメイドです。卓越した知性と忠誠心でリアムのを支えます。その落ち着いた振る舞いと、リアムの「悪徳」計画を着実に遂行する姿が視聴者を魅了しています。
▪️安士
引用元:俺は星間国家の悪徳領主! 1巻より
安士はリアムに剣術を教える凡人で、手品の剣技を本物の剣術と信じたリアムが「一閃流」として最強剣術を誕生させてしまった張本人。リアムが自分と「一閃流」を誇るたびに元気を失う姿がコミカルで愛らしいキャラクターです。
まとめ
「俺は星間国家の悪徳領主!」は、読者に爽快感と笑いを届ける作品で
主人公のリアムは一見すると自己中心的な人物ですが
その行動にはどこか愛嬌があり、読めば読むほど応援したくなる不思議な魅力を持っています!
もしまだ読んだことがない方は、ぜひ手に取って見てください。
一度ページを開けば、ハマること間違いなしです!
「悪役」として生きるはずのリアムの人生が
どんな未来を切り開いていくのか――その結末を、ぜひご自身の目で確かめてみてください。