【婚活ラブコメが熱すぎる!】結婚が前提のラブコメ|感想レビュー

こんにちは。アシカです!

「ラブコメは好きだけど、そろそろちょっと大人な恋愛が読みたい」
そんな読者の声に全力で応える作品が――『結婚が前提のラブコメ』です!

ありそうでなかった婚活×ラブコメという異色のテーマを、濃厚なキャラ設定とテンポの良い会話劇で描かれている本作は、恋愛のリアルとドタバタを同時に楽しめる傑作となっています。

「癖が強すぎる婚活女子×苦労人の仲人男子」という構図だけで面白いのに、読み進めるごとにキャラがどんどん好きになっていく…。
今回はそんな『結婚が前提のラブコメ』の魅力を紹介していきます!

この作品は下記のような方にオススメです。

▪️斬新な設定のラブコメを探してる方。

▪️癖の強いヒロインが好きな方。

▪️とにかく挿絵が可愛い作品を探してる方。

あらすじ概要

主人公・白城縁太郎は、母の遺した結婚相談所を引き継いだ若き仲人。
会員数激減という危機を抱えながらも、誠実で本気の婚活サポートを続ける彼は、ある日「父に勧められて婚活中」という箱入り娘・水無月結衣と出会う。

次第に縁太郎自身も、彼女のことを“仕事”ではなく“ひとりの女性”として意識し始めるが……。
玉の輿狙いの元令嬢、エロ漫画家、ダメンズホイホイなど、キャラの濃すぎる婚活女子たちとの出会いが、彼の運命を大きく揺るがしていく。

仕事としての婚活が、いつしか本気の恋に変わっていく――
笑えて、ちょっぴり苦い等身大のラブコメがここに誕生!

感想

主人公が結婚相談所の代表でプロの仲人という前代未聞のラブコメ作品。

『結婚が前提のラブコメ』を読み始める前は、結婚相談所に訪れた女性をサポートして結婚させるというヒューマンドラマ的な作品だと思っていましたが、普通に主人公がラブコメするため予想を大きく外しました笑

今まで、読んだ作品の中だと『天使は炭酸しか飲まない』が一番近いと思います。

主人公の白城縁太郎は、母から白城結婚相談所を引き継いだプロの仲人です。
引き継いだ当初は会員数が激減して絶望的な状況でしたが、直向きな努力により次第にお客様の信頼を勝ち取っていきます。

上記の通り、縁太郎は苦労人系主人公となっており、物語の序盤から好感の持てる主人公でした。

そんな縁太郎がある婚活パーティーで、水無月結衣と出会ったことにより物語が始まります。
結衣は、今まで父親に逆らったことのない箱入り娘で、父に言われたからという理由で婚活している美女です。元々は縁太郎の結婚相談所ではない相談所に所属していましたが、このままだと婚活が上手くいかないと察した縁太郎が、白城結婚相談所に移らないかと持ちかけて一緒に婚活をしていくことになります。

白城結婚相談所は、結衣以外にも様々な美女と所属していますが全員癖が強すぎます。

「玉の輿を狙う元令嬢の早乙女カレン」や「エロ漫画の葉桜牡丹」、「ダメンズを引き寄せてしまう小日向まひる」といった個性豊かな美女が登場します。キャラ濃すぎて胸焼きします笑

そんな癖がありすぎる美女たちを結婚まで導くのが本作の魅力となっており、婚活の難しさがよくわかる作品となっています。
キャラごとに、絶対譲れない条件や心情があり婚活難しすぎだろとずっと思っていました笑

しかし、婚活中でありながら縁太郎のことも異性として気に出したりと、複雑な女心がよく描かれており最後まで目が離せないです!

因みに、結衣についても「女子高生」が大好きというヤバすぎる趣味があるため、まともな女性は登場しないです笑

そんな『結婚が前提のラブコメ』は全6巻で完結済となっており、短い巻数で完結するため手が出しやすくてオススメです!

『結婚が前提のラブコメ』が好きな人にオススメの作品

『結婚が前提のラブコメ』が好きな方には、以下の作品もオススメです。

①天使は炭酸しか飲まない

✅『結婚が前提のラブコメ』ファンに刺さるポイント

🔹 恋のプロなのに、自分の恋には不器用すぎる!?
『結婚が前提のラブコメ』では、仲人として他人の恋愛をサポートしていた白城縁太郎が、次第に自分自身の恋愛にも巻き込まれていく姿が魅力。
『天使は炭酸しか飲まない』の主人公・明石伊緒もまさにそのタイプ。
「久世高の天使」と呼ばれ、生徒たちの恋愛を後押ししてきた伊緒が、今度は自分自身の恋と向き合うことになるという構図は、『結婚が前提のラブコメ』が好きな読者に刺さるはずです!

🔹 相談役なのに“恋の相手”になっていくもどかしさ!
本作の面白さは、「伊緒がヒロインたちの恋愛相談に真剣に乗っているのに、いつの間にかその相手に惹かれられてしまう」というじれったさです!
最初は過去のトラウマから一歩引いた立場で恋をサポートしていた伊緒が、ヒロインたちの健気なアプローチに少しずつ心を動かされていく様子に、ニヤニヤが止まりません!
 
🔹 「ラブコメ×ヒューマンドラマ」の融合が絶妙!
『結婚が前提のラブコメ』が「婚活コメディ」というジャンルにリアルな悩みと笑いを織り交ぜたように、『天使は炭酸しか飲まない』も一人一人の「恋愛の悩み」を細かいところまで描きています。相談者に本気で向き合い、失敗しても「ありがとう」と言われる伊緒の姿勢は、まさに「プロの仲人」にも通じる熱さがあります!

『天使は炭酸しか飲まない』について、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

✅『結婚が前提のラブコメ』ファンに刺さるポイント

🔹 合理主義者で他人に深入りしない主人公が、“人の幸せ”を考える物語
『結婚が前提のラブコメ』の主人公・白城縁太郎は、結婚相談所の代表として、他人の幸せを願いながらも自分の気持ちには無頓着な苦労人タイプ。
一方、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の比企谷八幡も、皮肉屋で斜に構えた性格ながら、他人のために自分を犠牲にする歪んだ優しさを持つ主人公です。
どちらも「恋愛は自分と関係ない」と言いながら、気づけば深く関わり、相手を変え、自分も変わっていく──この構図が刺さる人にはたまらない魅力です!

🔹 恋愛相談役ポジションから始まる、じれったいラブコメ
縁太郎は、会員たちの婚活を支える立場でありながら、ヒロインたちから想いを寄せられ始める…という立場。
八幡もまた、奉仕部で他人の悩みを解決する“相談役”のポジションにいますが、その過程で雪乃や結衣と心を通わせ、微妙な三角関係が生まれていく構成は非常に似ています。
恋愛相談役なのに、いつの間にか当事者になっているという展開が好きな人には、八幡のじれったいラブストーリーが絶対刺さります!

🔹 鋭い会話劇×感情の機微が織りなす心理戦がアツい!
『結婚が前提のラブコメ』では、婚活女性たちとのやりとりや心の揺れ動きが、言葉の端々ににじみ出る繊細な描写が魅力ですが、『俺ガイル』でも、言葉を尽くさずに察し合う繊細な会話劇が作品全体を通して展開されます。表面的には軽妙なラブコメでも、その裏には深い人間関係の機微があり、読み手の心に強く残るラストまで導いてくれます。

まとめ

一見ギャグ寄りに見えて、実は真剣な恋愛の葛藤が描かれている本作。
それぞれに譲れない価値観を持ったヒロインたちと向き合う縁太郎の姿に、読みながら何度も共感と笑いがこみ上げてきます。
「恋愛はいつか結婚に繋がる」――そんな当たり前だけど大切なテーマを、コミカルかつリアルに描いたラブコメとして、全巻通して満足度の高い作品です!

ぜひ婚活ラブコメの新しい面白さに触れてみてください!

また、下記の記事に本当に面白かったラブコメ作品をまとめておりますので良かったら、ご覧ください!

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